2018年02月11日

読了『戦術の本質』木元寛明

 戦術とは単なる殺人法に限らない。
 むしろ、大勢の集団を円滑に運用する際に。困難を解決する際に。
 戦争のやり方、つまり戦術とは重要な知であったりする。だから日本人はサラリーマンになってから慌てて、孫子の兵法や、ランチェスターの本を読んだりするわけだけれど。

 人類の歴史と戦争とは、密接な関係にある。ならば戦術も、人の知恵の中でもっとも古く、深いものであるのは当然。
 ……これは日本だと、すぐ戦争関連は教育で忌避されるものだけれど。むしろ子供たちがどんな境地でも生き残れるよう、教育でこそ教えるべきじゃなかろうか。
 だって人が生きるとは、戦いそのものなのだから。

posted by はまさん at 23:20| Comment(0) | 感想的(その他)

2017年02月28日

小説更新『奪われた2月の陰謀を暴け』

 急にプロットが降ってきたので書きました。
 今日という日に投稿しないと意味のない作品。

http://ncode.syosetu.com/n4383dv/
posted by はまさん at 00:20| Comment(0) | 創作(オリジナル的)

2016年12月10日

感想『公爵令嬢のたしなみ』澪亜

 これは、たまたまなのだが。ボクはチョコレートに関する知識を持っている。だから分かるのだが。
 カカオを発見したからって、即座に商業的大成功! なんて出来るワケねーだろと。上質なチョコレートの製造には、相当な工業力が必要なんだぞ。
 そこんとこ、文明チートやるにしてもナメんなよ、とまず思った。

 ところが物語が更に、少し進んだ途端、転生要素も文明チート要素もなくなってしまう。残ったのは単なる宮廷陰謀モノとしての要素だけだ。
 しかしそうなったと同時に、登場人物たちが活き活きと動き出し、ドラマは面白くなる。

 これはなぜなのか。
 恐らくは、初期コンセプトを絞らずに書き始めたのだろう。それが宮廷モノとしてコンセプトがまとまった瞬間に、作者の書きたいことが明確になり、キャラやドラマガ動き出したのだろう。
 ウケを取るため、大多数に合わせるのは間違った戦略ではない。だからといって、過去作品に引っ張られ過ぎて、自分の書きたいことを絞れてなかったのは、どーよと思う。

 結果的に作品としては良くなったのかもしれないが。ちょっと偶然に頼り過ぎだろ。

http://ncode.syosetu.com/n1337cn/
posted by はまさん at 23:51| Comment(0) | 感想的(小説)

2016年12月08日

感想『蜘蛛ですがなにか』馬場翁

 「ライトノベルで女主人公は流行しない」なんて話、誰が言い出したのやら。この作品は女だよね。まあ男女の前に蜘蛛なんだけど。
 こうした実験めいた作品を好きに書いて、しかも読者に届けられる。これがネット小説の強みだよな。電撃文庫初期の雰囲気を思い出す。

 この作品も最弱でスタートしたのが、最強になってしまった後は別作品になってしまっている。あるある、だね。
 勝てるかどうかのギリギリ感が楽しかったのになあ。

 そして強くなった後の、時系列がもうグチャグチャ。情報や用語の出し方も、作者だけが分かったつもりで、読者が放置されたまま、物語だけが先走っている印象がある。
 恐らく作者さん、生粋のストーリーテラーなのだろう。だからキャラや設定より、ストーリーが先走ってしまう。そして辻褄合わせに苦労する。
 これ……ラストをまとめるのは、かなり苦労するはず。エタらせず、頑張って終わらせてほしいものだ。

http://ncode.syosetu.com/n7975cr/
posted by はまさん at 00:08| Comment(0) | 感想的(小説)