2016年10月20日

読了『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』柴那典

 コンピューターの歴史と、音楽の歴史とを重ねながら。初音ミクの登場を「サマー」であるとして、歴史上にプロッティングしようと試みている。
 すると初音ミクとは突然登場したのではない。そこに不思議なものなどなかったのだという結論が、自然と導き出される。

 最近は初音ミクのオワコン論が表出しているが。その真偽も本書のように歴史を紐解いてみれば、わかるようになっている。
 これは後世へと続く、音楽の歴史書だ。

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2016年09月21日

読了『NICE AGE YMOとその時代』田山三樹

 YMOという「当時」を知る人へのインタビュー集。いろんな立場の人を通して、「当時」の空気や熱狂が再現されるようだ。
 YMOを「後日」知ったに過ぎないボクみたいな若造にしてみると、本当に「当時」が羨ましい。なので本書を通して、少しでも「当時」の空気を味わえたのは嬉しかった。

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2016年09月18日

読了『はじめましてアフリカ音楽』ムクナ・チャカトゥンパ

 軽い趣味で、ボクは世界中あちこりの民族音楽を聴いている。そしてアフリカ音楽は知らない範囲だからと、気楽に手に取った。CDもついていたし。
 しかし当たり前なのだが。アフリカといっても広いわけで。「アフリカの音楽」といっても多種多様だと、改めて思い知らされた。

 その中でも本書は、コンゴを中心に紹介されているが。生活と音楽。自然と高度成長。都市化と融合する民族音楽。筆者を通して、アフリカ史の、そしてひとつの音楽史の変遷が描かれている。
 現代アフリカのルポとしても最適な一冊だった。

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2015年07月28日

読了『あたらしい教科書 音楽』小沼純一

 いいガイドだった。
 音楽は何度か勉強しようと思ったことはあるけれど、確かにクラシックから勉強するのはキツかった。ところが本書は現代音楽に的を絞っている。こういうのが欲しかった。

 書かれている音楽家について、文章を読んだだけでは意味がないとも思ったけれど。考えてみれば、YouTubeがあるから、多少なら実際に聞くことができるし。いや、CDを実際に探したり買ったりレンタルしようと思ったら大変なことになるので、助かった。
 すばらしい教科書でした。

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2013年10月09日

音楽理論の基礎を勉強してた

 きっかけは、対位法という音楽理論を物語技法に応用できないかと考えたことでした。が、対位法って難しすぎて挫折。

 ところが最近になってふと、ウチのHDレコーダーに坂本龍一さんの『スコラ・音楽の学校』という音楽番組を録画したまま放置していたことを思い出し、見ることに。ありました、対位法。ついでにバッハから始まり、ジャズの歴史、ロックからテクノまで見ます。
 さらにニコニコ動画で作曲講座動画も見まくりました。

 さすがに実際の作曲をやるには膨大な細部を、ノートでも取りながら覚えないといけませんから、本格的にやらないと無理ですけど。でも、だいたいのアウトラインは理解できた気がする。
 今なら本気になって数年もやれば作曲まで至れる自信はありますけど。やる気はありません。いやだって、社会人だから時間がない。

 ボクはもともと音楽は聴き専と決めていました。けど聞く量が人より多い方だというのに、音楽に関する素養がないので蓄積がなかった。これではもったいない。だから、そのための批評軸が欲しかった。
 ほんの少し深い聴き方ができればボクは充分に満足です。

 これからは、もっと音楽のことが好きになれそうだ。
 ジャズは元から好きだったし、系統立てて聞くかー。
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