2008年10月17日

小説技術メモ/情報

情報は《流れ[フロー]》を起こすことで、読者に提示することが出来る。
いやむしろ、フローを起こすことでしか、
情報を他者に伝達することは出来ない、と考えた方が良いだろう。

ってコレ、いま自分はすっごく重要なことに気付いてしまったのかもしれない。
小説技術的な応用範囲の広さもそうだが。
ミーム(情報遺伝子)として考えると、思想としても面白そうだ。
物語にフローを起こすこと自体は、幾つかのコツさえ知っていれば簡単だし。
(ヒント:ミステリとサスペンス……など)
うむ、中々に便利。

……
みwなwぎwっwてwきwたwww。
posted by はまさん at 00:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 文学的(描写)

2008年05月12日

高度な技法:説明文を使っての描写技法

説明文と描写文とは、対義語と言って良いほどに正反対の性質を持っている。
だが、説明文を使って、「描写技法」を行うことは可能である。

これ、案外とエッセイや論文に使えます。
三人称文にも便利。


(´・ω・`)kwskお願いしまふ。是非是非。

 何気に書いたメモへ、まさかkwskされるとは。
 とは言っても実は、大した技法じゃーないんですよ。恐らくは無意識の内に使っている人も多いはず。
 その反面、知らないで、描写の持つ力を使いこなせてない人も多いだろうし。また無意識的に使っていたところを、あえて意識的に使うようになるのも、意義があるでしょうし。
 そうした理由でkwsk説明してみましたー。



 まずは描写の基礎を再確認。
 テーマの核心に触れないで浮かび上がらせるのが《描写》だとすれば。核心を言い当てるのが《説明》である、としましょう。
 この《描写》と《説明》とは、目的も特性も用途も異なっています。その違いの大きさから、両者は対義語と言って良いほど、正反対の性質を有しています。

 その描写技法ですが。大事な基礎として、「テーマの核心に触れない」のと、もうひとつ。「具体物を並べる」と言うことがあります。
 ですから描写技法は、《核心》の周りに、《周辺パーツ》の群れが散らばっている、と言う構造をしています。
 ここまでが描写技法の基礎イメージ。

 では実際に描写文とは、どのようなものなのか。実際に「怒り」の描写文を書いてみましょう。
 まずは基本中の基本。いきなり「怒った」と《核心》を直接書かない。代わりに、「怒り」を浮かび上がらせ、表現するための《周辺パーツ》を用意します。
 すると
《実例》
「拳を握る。カインめ、神を冒涜するとは許せない。頭に血が上った。怒鳴った。殴りかかる」

 ところが、「怒り」を間接的に表現する《モノ》なんて、あまり数を思いつくものではありません。そのため描写技法を敬遠する人も少なくはないのでしょうか。

 ならば《説明文による描写技法》とは、一体どのようなものなのか。
 これは簡単に言うと、核心の周辺に散らばっている周辺パーツに関する説明を行う、と言うことになります。説明文を《周辺パーツ》として使う、と言う感覚だと思っていただいても良いでしょう。
 そうすれば《描写技法》として、《核心》に触れたことにはなりません。

 では実際にやってみるとしましょう。
 表現すべき《核心》は、今度も「怒り」と言うことにしておく。すると考えられる《周辺パーツ》としては、「怒った理由」・「怒っている様子」・「怒ったがゆえの行動」などが挙げられるでしょう。
 ならば次は、「怒った理由」について、詳細に説明してみましょう。すると
《実例》
「アベルは幼い頃より両親から敬虔なる神の徒としての教育を受けてきた。物心がついた頃より信仰に疑いを持ったことなどない。そんなアベルにとって、カインの言動は神に対する冒涜以外の何者でもなかった。アベルには到底容認できない。もはや大罪ですらあると言って良いだろう。自分で自分がもう抑えられない。生理的嫌悪感にも似た拒否反応を起こして、アベルは気が付けばカインに対して拳を振るっていた」

 いやー、いくらでも描写が続いてくれます。
 《周辺パーツ》がたくさん思いつかないと言う方でも、この技法でならば、比較的容易く描写量を増やすことが出来るのではないでしょうか。

 《周辺パーツ》のみでの描写はまず、視覚的なものに訴えるようになってきます。いわゆる《映画的技法》と言うやつですね。ただし《映画的技法》だけでは反面、小説としての情緒はどうしても欠けてくる。
 そこへ、《説明文による描写技法》を使ってみる。すると論理的かつ情緒的な文章となる。この技法ならば、心理小説でも充分に使用可能です。
 また描写文に、こうした《説明文による描写技法》文を混ぜてみると、更に表現としての幅が広がって面白いかもしれませんね。
 ただし、視点としての扱いは難しくなってきます。どうしても《作者の視点》から、動けなくなってしまいますから。注意してください。

 ちなみに、エッセイや論文の場合、どうやって《説明文による描写技法》を使うのかと言うと。結論を出さないで、外堀を埋めるように周辺事情から説明する。「核心に触れない」と言う描写技法の基本を守りつつ、論文を書き進めるのですね。
 この技法の何が便利って、レポートの宿題が出たら簡単に嵩増しが(以下自重)。



 以上です。いや、本当に大したことなくて、済まないね?
 ただ木木くんには合っている技法かもしれない。まあ、もうとっくに使っているだろうけど。
posted by はまさん at 00:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 文学的(描写)

2008年05月07日

小説技術メモ/描写

説明文と描写文とは、対義語と言って良いほどに正反対の性質を持っている。
だが、説明文を使って、「描写技法」を行うことは可能である。

これ、案外とエッセイや論文に使えます。
三人称文にも便利。
posted by はまさん at 23:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 文学的(描写)

2008年04月10日

小説技術メモ/描写(奥義)

前にも説明したかどうか、過去ログに見つからなかったので。
改めてここで言及しておきます。

特に重要な箇所ならば、言い方を変えながら、三回は繰り返し表現しましょう。

これは既に文章職人として、コツの領域になります。理屈じゃないです。
初心者ならば、実はたったこれだけで、案外と読める文章になったりしますよ。

慣れたらその「三回」と言うのも。
「具体と抽象」、「描写と説明」、「心理と風景と行動とセリフ」
と言うように、いろんな《質》の文章を使い分けてみると面白いでしょう。

簡単かもしれないけど、たったこんだけです。
posted by はまさん at 01:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 文学的(描写)

2008年04月05日

小説技術メモ/描写

イメージの固着化には、説明による論旨展開の停滞が避けられないのだが。しかし固着化させたイメージを残像効果として再利用。全体としての「流れ」をスムーズにさせる……と言う技法をさっき思い付いた。なかなかに使えるかもしれない。

ちなみに以上を要約すると「分かりやすく書けばOK」てことで。
posted by はまさん at 09:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 文学的(描写)